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ベアドッグ候補の子犬6頭、すくすく成長

2018年5月16日 19:02

_DSC0121.JPG NPO法人ピッキオは5月16日、ベアドッグ(クマ対策犬)タマが3月31日~4月1日にかけて出産した子犬6頭について発表した。マル、レラ、シュン、ダン、エルフ、サンとそれぞれケンネルネーム(仮の名前)のついた子犬たちは順調に成長し、4月29日から離乳期に入っている。約1ヵ月で離乳する予定だ。体重は5月10日までで4~4.7kgと大きくなり、飼育小屋前で行われたお披露目会ではピッキオスタッフとじゃれ合う姿も見受けられた。代表の桒田慎也さんは挨拶で「これまで予定通りに進んでひと安心。人とクマとのより良い関係が未来に繋がった」と語った。

 ピッキオは2004年からアメリカのベアドッグ育成機関Wind River Bear Institute(WRBI)から犬を輸入しクマの追い払いを実施している。動物の輸入には厳しい検疫や育成コストの管理負担が大きくなるため2017年に「ベアドッグ繁殖プロジェクト」に着手。1月末にWRBIから借りた雄犬とタマが交配した。メス5頭、オス1頭を出産し、出生時の体重は414g~562gだった。同機関から「繁殖・育成拠点の建設」「交配・繁殖技術の習得」「ベアドッグ適正テスト技術の習得」を学び、今後はベアドッグの継続と安定化を図る。

 子犬たちは個性が出る生後2か月後に「クマに対する反応」「人に対する反応」の2つを見る適性検査を受ける。クマの毛皮などを使い、匂いに興味をもつか、クマに立ち向かっていくか、人に対して友好的に接するかの反応を見る。適正が認められた犬はピッキオで育成しベアドッグとしてトレーニングに励むことになる。軽井沢町内の小学校に出向いて子供たちと触れ合う社会化訓練も6月に予定している。

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