浅間山噴火警戒レベル「2」に引き上げ

200625_01.JPG 気象庁は6月25日15時、浅間山の火山活動が活発化しているとし、噴火警戒レベルを「1(活火山であることに留意)」から「2(火口周辺規制)」に引き上げた。火口から概ね2kmの範囲に影響を及ぼす小噴火が発生する可能性があるとして、注意を呼びかけている。噴火警戒レベル「2」は、2019年11月6日以来、約7カ月半ぶり。

 浅間山は、6月20日7時頃から山体浅部を震源とする火山性地震が増加。19日までは10回以下の日が続いたが、20日38回、21日48回、22日24回と増え、23日は4回に減ったものの、24日59回、25日は14時までに69回と再び増えている。

 また、20日には、地下の熱水や火山ガスの動きを示す火山性微動(2019年9月9日以来)も2回発生。20日頃から、山頂西側で膨張を示すわずかな傾斜変動も確認されている。
(写真は6月15日、中軽井沢から撮影した浅間山)

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