軽井沢病院の入院患者2人感染

200902_01.JPG 軽井沢町国民健康保険「軽井沢病院」は9月2日、入院中の患者が抗原検査の結果、新型コロナウイルスに感染していたことを発表した。

 陽性が判明したのは軽井沢町の80代女性と東御市の60代男性の2人。80代女性は、8月20日に感染が判明した東京都の女性(軽井沢町に住宅を所有)と同室(8/18~20)だった。同日に検査を実施し陰性だったが、28日に発熱が出現。31日に検査を行い、翌日陽性が判明した。

 60代男性は、8月上旬から同病院に入院。28日に発熱があり、9月1日に検査し陽性が判明。8月20日に感染が判明した女性とは、同じ階の個室に入院していた。

 同病院は、数日のうちに全入院患者、病院職員、その他関係者ら計約200人のPCR検査を実施予定。汚染の可能性のある病棟・外来診察室などの消毒は完了しているが、専門の消毒業者を入れることも検討しているという。

 外来診療は当面の間、新規、紹介、救急外来について受け入れを中止し、予約の患者のみに機能を縮小。外来リハビリテーションはしばらくの間中止する。入院を伴う手術も、全て延期となる。

 入院患者、病院職員のPCR検査は、陰性であっても2週間後をめどに再度実施するため、通常営業に戻るまで2週間以上を要する見込みだ。

塩田家具

関連記事