自然観察ツアーを手がける「ピッキオ」が、この春生まれたムササビ赤ちゃん2頭の映像をYouTubeで公開している。赤ちゃんが独り立ちする6月頃まで毎週動画をアップし、成長の様子を伝える予定だ。5月11日にアップした映像では、母ムササビのお腹の下で、お乳を探して動き回る様子を確認できる。

　ピッキオは、カメラを取り付けたムササビ用の巣箱14個を野鳥の森などに設置。夕方の観察ツアーのため、どの巣箱に寝泊まりしているか、スタッフが毎日事前にチェックしている。赤ちゃんが生まれたのは4月10日前後。2頭は元気にすくすく成長していて「スタッフ一同嬉しく見守っている」と広報担当者。

　ムササビは生後60日頃から、巣箱を出て飛ぶ練習を始めると言う。6月には観察ツアー「空飛ぶムササビウォッチング」で、子どもムササビのフライトの様子を見られるかもしれない。

ムササビの赤ちゃんの映像の一場面。（星野リゾート　ピッキオ）