日本に避難したウクライナのチェロ奏者、母娘でリサイタル 10月軽井沢大賀ホールで

 軽井沢大賀ホールは10月22日、ロシアによるウクライナ侵攻にともない日本へ避難してきた母娘で、ともにチェロ奏者のテチアナ・ラヴロワさんとヤーナさんによるリサイタルを開く。ウクライナ支援に繋げようと企画し、チケット代金(全席指定2000円)の50%を在日ウクライナ大使館に寄付する。


 3月上旬、首都キーウの自宅近くに爆撃を受けたラヴロワさんは日本の音楽仲間を頼り、娘のヤーナさんとともに同下旬に来日。ラヴロワさんは1996年からウクライナ国立劇場の楽団に所属し、ヤーナさんはフリーのプロチェリストとして活動している。

 リサイタルでは、ヴィヴァルディ《2つのチェロのための協奏曲ト短調RV.531》や、ウクライナの作曲家アルマッシのチェロ組曲などを演奏。ピアニストの林絵里さんが共演し、軽井沢少年少女合唱団による歓迎演奏もある。

ウクライナ支援 軽井沢町民音楽祭
テチアナ・ラヴロワ ヤーナ・ラヴロワ チェロリサイタル
場所:軽井沢大賀ホール
日時:10/22(土)14:00開演
料金:2,000円(全席指定)
申し込み:TEL0267-31-5555(軽井沢大賀ホールチケットサービス)

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テチアナ・ラヴロワさん(左)とヤーナ・ラヴロワ(右)さん。

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