G7サミットの外相会合、軽井沢開催が決定

 2023年5月19~21日の主要7カ国首脳会議(G7広島サミット)に先立って開く外相会合の開催地が、軽井沢町に決まった。選定の理由について、松野博一内閣官房長官は8月30日の会見で「誘致に名乗りを上げた自治体の中から関係省庁、自治体の希望、会場、宿舎、警備など、様々な観点から総合的に検討し決定した」と説明した。

 軽井沢町ではこれまで16年にG7交通相会合、19年にG20エネルギー・環境関係閣僚会合を開催。昨年12月、23年のG7サミット関係閣僚会合の誘致を表明し、環境分野の会合を政府に要望していた。

 外相会合の開催地決定を受け、藤巻進町長は「本会議に次ぐ大きな会合。ある程度のスケールの都市(08年京都市、16年広島市)でこれまで開催されていて、そこに選ばれたのはすごいこと」。受け入れの準備については「過去2回の会合の経験をふまえ、官民連携の組織を作り進めていきたい」と話した。

 会場は過去2回の会合同様、軽井沢プリンスホテルウエストを想定。ロシアによるウクライナ侵攻、物価高への対応などを協議すると見られる。
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(2016年に軽井沢で開催したG7交通相会合

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