新人の下田修平氏、町長選への出馬を表明

221216_01.JPG
 任期満了に伴う軽井沢町長選(2023年1月17日告示、22日投開票)で、新人で会社員の下田修平氏(45)=無所属=が12月15日、町内で会見し、立候補を正式表明した。町税収の半分が非住民による固定資産税であるのに、別荘民の意見が反映されていないのは不満とし「外の人間による民間の目線で広く議論し、町を変えていきたい」と話した。

 約100億円の総事業費が見込まれている新庁舎建設・周辺整備について「建て替えは必要だが、今の設計はキャンセルする」。人口が同規模の他の自治体の庁舎建設費を参考に「常識的に考えて50~60億円が妥当」とし、行政手続きの電子化などで庁舎をスリム化し予算を抑えるとした。

 環境・景観の保護については、中国を始めとした海外業者による開発参入も視野に「景観行政団体に移行し、罰則規定を盛り込んだ独自の条例を制定する」と述べた。

 下田氏は東京都大田区出身。東京大大学院終了後、大手建機メーカー「コマツ」に勤務。2023年1月に退職予定。町内に別荘があり、幼少期から訪れる。


 同町長選では他に現職3期目の藤巻進氏(71)、新人で会社社長の土屋三千夫氏(65)、新人で元町議の押金洋仁氏(55)が立候補を予定している。

塩田家具

関連記事