庁舎検討委員会で、新町長が凍結・見直しの方向性を示す

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 210日に9回目の庁舎検討委員会が行われ、着任したばかりの土屋三千夫町長が参加し、冒頭、「現在の計画はいったん凍結し見直す」との考えを述べた。新庁舎建設は現計画で予算100億円を超えることもあり、是非が町長選の争点でもあった。土屋氏は選挙戦から「凍結・見直し」を掲げていて、初登庁のこの日、自らの公約実現に向け始動した。

 凍結の理由については、1)検討のプロセスが住民に伝わっていない、2)高額になった経緯や判断基準の説明が不十分、3)主な財源が借金で、将来に財務的なリスクがある点などを挙げた。

 町長は6ヵ月で方向性を出すとし、課題や問題を整理し、複数の組織でなく、一堂に会して実効性のある動ける組織を組みなおすことにも触れた。「プロセスは住民の皆さんに開示していく前提で、スケジュールや方向性を考えたい」とし、住民との合意形成の重視を掲げた。

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