【庁舎改築周辺整備事業】見直しは「これまでの設計事業者とともに」町長が判断

 土屋三千夫軽井沢町長は1月31日、庁舎改築周辺整備事業の見直しをともに行う設計事業者について、プロポーザル(2021年)の最優秀提案者である山下設計・三浦慎建築設計室設計共同体と進めることを全員協議会で報告した。昨年11月から同事業の協議を進める、庁舎改築周辺整備事業推進委員会(委員24人)の意見や、町に寄せられた51件(50人)のパブリックコメントをふまえ、「住民の声を最大限に聞いた上で、最終判断をくだした」と述べた。

 判断理由については、想定される整備範囲の拡張などが、プロポーザルをやり直すまでの条件変更とはなりえないこと、プロポーザルで支持を得た提案力、対応力は正当に評価されるべきであることを挙げた。

 また、町長は同委員会から提案のあった、町側の立場で専門的な助言、計画・設計の確認補助などを行うアドバイザーについても、導入の考えがあることを示した。具体的な起用方法や依頼内容などは、来年度に向けて検討するという。

 これまでの庁舎改築周辺整備事業推進委員会を傍聴してきた議員からは「委員がもっと自由にフラットに、考えを言いやすい場作りが必要と感じた」と委員会の進め方に対する意見も。町長は「非常に重要なこと。これからはより具体的な話に入っていくので、雰囲気作りの方法も工夫したい」と応じた。

委員やパブコメの意見は

 18日の庁舎改築周辺整備事業推進委員会では一委員から、設計にともなう条件が変わってきていることなどをふまえ「一旦仕切り直して、複数社から再度プロポーザルを受けるのが常識的かつ誠実」という意見が示されたものの、他の委員はこれまでの設計者とともに進める方針に「賛成」「概ね賛成」だった。パブリックコメントでは、これまでの設計者とともに進めることに賛成する意見が、反対より比較的多かった。

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1月18日、3回目の開会となった庁舎改築周辺整備事業推進委員会。

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