中部小通りと新幹線側道の交差点に信号機 来年4月の供用目指す
軽井沢町は7月25日の全員協議会で、国道18号「中部小入口」交差点から南下する県道(通称:中部小通り)と、北陸新幹線の側道(町道)の交差点に設置する信号機について、2026年4月の供用開始を目指し、長野県警と協議していることを明らかにした。
(信号機が設置される交差点。町道の西側から)
同交差点では以前から出会い頭の車両事故などが多発。2023年9月には「児童が往来する際に危険」と、中部小や区長会の関係者が信号機設置を求め署名1550筆を軽井沢署に提出していた。
町は当面の事故防止措置として、道路狭窄ポールや電光掲示板の設置、注意喚起のカラー舗装などを行ったものの、依然としてスピード超過や無理な運転をする車は多く、危険な状態が続いている。
町は8〜9月にかけPTA説明会、町HPなどで周知したのち、交差点改良工事に着手する。信号機を設置するのは、高架に沿って走る町道2本のうち北側の交差点で、用地取得により付近の町道を拡幅し、右折ポケットを設ける。
信号機4機のうち2機は、町が設置する照明柱に取り付けるため、設置費用を盛った補正予算案を9月会議に提出する。長野県警による信号機や横断歩道の設置は11月〜26年3月を予定している。
(信号機が設置される交差点。県道の北側から)
