国内屈指のジャグリング競技会に出場 小緑謙介さん「楽しく演技したい」 中学生は史上2人目
軽井沢風越学園8年(中学2年)の小緑謙介さんが、9月13日に行われる日本最高峰のジャグリング競技会「JJFチャンピオンシップ」(日本ジャグリング協会主催)に出場する。競技会は1999年からほぼ毎年行われていて、中学生の出場は史上2人目だという。
(「演技を通してどれだけミスを少なくできるか」と小緑謙介さん。競技会前は、毎日2時間ほど練習している。)
小緑さんがジャグリングを始めたのは同学園3年のとき。当時は手品にハマっていて、マジシャンがトランプでジャグリングしている動画に釘付けに。父が以前使っていたジャグリング用のボールが家にあり、練習するうちにのめり込んだ。
チャンピオンシップは2022年から毎年、会場で観戦し「出たいとずっと思っていた」憧れの舞台。昨年初めて、予選に演技動画を提出したが落選。今年は難易度を上げた演技で、本選の出場権をつかんだ。小緑さんは「まずは楽しく演技できたらいい。大きい会場で技が決まれば歓声も上がると思うので、本当に楽しみ」と目を輝かせた。
「JJFチャンピオンシップ」は、日本最大のジャグリングの祭典「ジャパン・ジャグリング・フェスティバル」(9月13日〜15日)の初日に開催。小緑さんが出場する男子個人部門は、予選を通過した9人が演技し、技の完成度や、オリジナル性などを競う。今年は松本市のキッセイ文化ホールで開催される。
