軽井沢観光協会のプロジェクト 人と犬の共生する未来へ 憲章を発表

 愛犬連れの観光客の利便性向上に取り組む軽井沢観光協会の「軽井沢ドッグツーリズム推進プロジェクト」は11月1日、人と犬が心地よく過ごすための理念や行動指針をまとめた「軽井沢ドッグツーリズム憲章」を発表した。憲章の内容を記したプレートの引き渡し式も、軽井沢・プリンスショッピグプラザであった。

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10年の活動を反映し、5つの理念

 憲章では「軽井沢の豊かな自然と文化を尊重しましょう」「すべての人に対して配慮と理解を大切にしましょう」など5つの理念を定め、排泄物の管理や災害時の同行避難準備など、観光客や住民らの具体的な心がけや行動についても明記。プロジェクトが立ち上がって10年の間に寄せられた意見や、課題などを反映した。

 観光協会長の大雲芳樹さんは「犬や多様な人を受け入れる、幸せな街づくりの第一歩にしたい」。看板を受け取った、軽井沢・プリンスショッピグプラザ総支配人の清水努さんは「憲章の理念に基づき、お客様、愛犬家の皆様がより快適に過ごしていただける環境づくりに引き続き努めたい」と話した。プレートは、同施設内ツリーモールのペット専用トイレに設置する。


軽井沢ドッグツーリズム憲章
〜豊かな自然の中で、人と犬が共生する未来へ〜
■軽井沢の豊かな自然と文化を尊重しましょう
■すべての人に対して配慮と理解を大切にしましょう
■各施設や公共スペースのルールとマナーを守りましょう
■愛犬の安全と健康を守りましょう
■愛犬が快適に過ごせるよう配慮しましょう

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