五輪の世界最終予選へ カーリング日本代表男子、混合ダブルスが意気込み
ミラノ・コルティナ2026年冬季オリンピックの世界最終予選(12月、カナダ・ケロウナ)に出場する日本代表の男子(SC軽井沢クラブ)と混合ダブルス(小穴桃里、青木豪組)が11月7日、軽井沢アイスパークで練習を公開した。
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写真=左から男子の小泉聡さん、山本遵さん、栁澤李空さん、混合ダブルスの小穴桃里さん、青木豪さん。
男子はミックスダブルスで海外遠征中の山口剛史さん、リザーブの臼井槙吾さんをのぞく3人が、相手ストーンを弾き自分のストーンを有利な場所に置く「ヒット・アンド・ロール」の精度をあげる練習を繰り返した。
最終予選で男子は日本のほか、アメリカ、中国、オランダ、韓国、フィリピン、ポーランド、ニュージーランドの計8カ国が、残り2つの出場枠をねらう。混合ダブルスは16カ国で2つの出場枠を争う。
練習後の記者会見には山口さん、臼井さんもオンラインで参加し、一人ずつ最終予選へかける意気込みを語った。
小泉聡さん(カーリング男子日本代表・リード)
しっかり勝ち切ってオリンピックへつなげたい。五輪出場が目標ではなく、金メダルを目指してこの4年間やってきた。その思いをしっかりぶつけてきたい。
山本遵さん(カーリング男子日本代表・セカンド)
いつか出たいなと思っていた五輪が近づいてきたことを日に日に感じている。チーム一丸となって準備を進めて、最高な形を12月に持っていきたい。
栁澤李空さん(カーリング男子日本代表・フォース)
プレッシャーを感じずに、決めるべき一投をしっかり決め切ることができれば、相応の結果がついてくると信じている。最高のパフォーマンスを出すことに集中したい。
山口剛史さん(カーリング男子日本代表・サード、スキップ)
五輪にもう一度行って、表彰台に立ちたいと強く思い、チャレンジしてきた。とてもいいチームに仕上がっていると思うので、世界を荒らすような戦いをしてきたい。
臼井槙吾さん(カーリング男子日本代表・リザーブ)
この4人とともに熱い思いでファイヤーしながら、五輪の出場権を掴み取れるように、女子、混合ダブルスの選手とともに戦ってきたい。
小穴桃里さん(カーリング混合ダブルス日本代表)
これまで支えてくださった皆さん、戦ってきた仲間たちの思いを胸に、16分の2という厳しい戦いではあるが、しっかり自分たちの手で出場枠を掴み取ってきたい。
青木豪さん(カーリング混合ダブルス日本代表)
高校生の頃から夢見ていた五輪の舞台まであと一歩のところ。今まで自分たちがやってきたことを信じて一試合一試合、一投一投、戦っていきたい。
