町民に1人1万円の商品券配布を検討 物価高騰対策で
軽井沢町は12月25日、物価高騰対策として、町民を対象に1人1万円分の商品券配布を検討していると発表した。財源には国の臨時交付金を活用する。
商品券は、今年度実施した「スマイル商品券」と同様に、町内店舗で利用できる見込み。町長は「特定の品目に限定せず、幅広く使える商品券を配布することが、町民の実情に即した支援になると判断した。地域内での経済循環を促す効果も期待している」と述べた。
町は、町議会1月会議に関連議案を提出する予定で、承認後に対象者の範囲や具体的な配布時期を決定する。今年度実施したスマイル商品券は、換金率94%に達し、利用総額は1億165万円だった。

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