軽井沢青年会議所と、軽井沢、御代田の両町社協が協定 災害時の迅速な支援へ

 軽井沢町社会福祉協議会、御代田町社会福祉協議会、軽井沢青年会議所の三者は12月13日、災害時のボランティア活動を支援するための連携協定を締結した。軽井沢町や御代田町で災害が発生し、災害ボンティアセンターが設置された際に、迅速かつ円滑に被災地支援を行うことを目的としている。

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 協定では、両町社協の要請に応じ、全国に会員を持つ青年会議所のネットワークや、会員それぞれの専門性を生かし、ボランティアや支援物資の受け入れ・調整などの支援活動を行うことを定めた。また、平常時から三者が定期的に情報交換を行い、災害に備えた連携体制を強化する内容も盛り込まれている。

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写真=左から軽井沢町社協の矢内会長、御代田町社協の中山会長、軽井沢青年会議所の小林理事長。

 軽井沢町社協の矢内英男会長は「平常時からコミュニケーションを重ね、災害時に少しでも早く復旧できる体制を整えたい」。御代田町社協の中山悟会長は「青年会議所の情報網や連絡体制を生かし、有事の際には力を貸していただきたい」と期待を寄せた。軽井沢青年会議所の小林茂生理事長は「災害への意識の向上に努め、密に連絡を取り合い、いざというときに迅速な対応ができるように活動していきたい」と述べた。

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