「軽井沢フォトフェスト」作品募集1月8日から 未来へつなぐ記憶や風景を写真で
公募写真の屋外展示を中心に、写真に関連した様々なイベントを行う「軽井沢フォトフェスト」(主催・同実行委委員会、軽井沢町)が、5月の開催に向け、1月8日から作品の公募受付を始める。今回で4回目。「未来へ、軽井沢にレガシーを紡ぎ出す」をテーマに、守りたい自然や風景、場所、大切な人との時間や思い出を切り取った写真を募集する。
(写真=昨年のホテル鹿島ノ森での展示風景。)
応募はプロ・アマを問わず、スマートフォンで撮影した写真も可。ジャンルは「自然・風景」「静物・建築」「人物・暮らし・食」「鉄道・街道・旅」の4つのジャンルに分けて、国内外の著名な写真家らが審査する。
応募形式は、1点から応募できる単写真と、1シリーズ10枚で構成する組写真の2種類。撮影対象は、2023〜25年に軽井沢町、御代田町、小諸市、東御市、佐久市、群馬県長野原町、嬬恋村、安中市、下仁田町で撮影された作品。組写真については、一部、撮影地域の制限を設けていない部門もある。
応募費用は、単写真が5枚まで無料で、6枚目以降は5枚ごとに2,500円。組写真は2500円から応募締め切りは2月19日で、公式ホームページから受け付ける。入選作品は5月1日から31日まで、矢ヶ崎公園など町内各所の屋外で展示される。グランプリ(1人)や各賞(5〜7人)には賞品も用意されている。
(写真=キックオフイベントであいさつする、実行委員長の太田菜穂子さん)
今回から新たに実行委員長に就任したキュレーターの太田菜穂子さんは「写真の力で、それぞれの人にとって大切な、目に見えない価値を炙り出してほしい」と話している。
会期中は、写真家のマーク・エドワード・ハリスさんやハービー・山口さんをゲストに招いた企画も予定されている。
