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野の花と野鳥

2017年3月28日 09:41

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3月23日に、塩沢にある野の花美術館で『深沢紅子バースデー忘れな草イベント』第1回が行われました。

マリン「深沢紅子さんって、軽井沢新聞12月号の『軽井沢で出会った人』に出ていた人でしょ。川端康成と雲場池を歩いたっていう」

M記者「川端康成だけじゃなくて、堀辰雄や立原道造や多くの文学者とも親しかったのよ。軽井沢の野の花をたくさん描いた人よ」

マリン「だから野の花美術館っていうんだね」

深沢さんの野の花の絵はカレンダーや絵葉書、便箋などにも使われているから、軽井沢が好きな人なら必ず目にしているはず。

この日3月23日が誕生日で、亡くなったのが3月25日、ご主人の深沢省三さん(画家)が亡くなったのはその1年前の3月24日だったそうです。


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「忘れな草イベント」では、美術館を見学したあと、西村俊子さんが宮沢賢治の作品「どんぐりと山ねこ」(画・深沢紅子)と、深沢さんのエッセイを朗読しました。

深沢さんの描いた野の花がいつまでも軽井沢に咲いてくれるといいなぁと思うマリンとM記者なのでした。


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ピッキオに行くと、ケラ池の木にカラフルな巣箱を付けてイベントの準備をしていました。星野エリアのあちこちでこのカラフル巣箱が見られるそうですよ。野鳥の観察も楽しそうですね。


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マリンはこの前のカフェオレが気に入ってまた注文。前回は野鳥の模様がキツツキでしたが、今日はイカルでした。何種類の模様ができるのでしょう。


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このピッキオビジターセンターの一角に、野鳥研究家の峯岸典雄さんの写真や資料が置かれています。峯岸さんは三笠パークに別荘があり、22年にわたって毎朝野鳥の声を録音し野鳥の減少を明らかしました。軽井沢新聞でも以前、取材させていただきましたが、軽井沢の自然に対する思いと危機感を強く伝えた方です。

マリン「このケラ池まで来た人は、ぜひ、峯岸さんのコーナーも見てね」

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