信州デスティネーションキャンペーン開幕 旧三隨 ホテルで假屋崎省吾さんの作品展示、公開挙式も

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 JRグループと県内の各自治体、観光関係者が一体となって観光客誘致に取り組む、信州デスティネーションキャンペーンが10月1日幕を開け、軽井沢町では旧三隨 ホテルでオープニングセレモニーが行われた。同ホテルに作品を展示した假屋崎省吾さんや、軽井沢観光協会長の藤巻進さんらがテープカット。藤巻さんは「この日のために1年以上前から準備を進めてきた。多くのお客様に軽井沢の地を訪れてもらいたい」と挨拶した。
 館内には、假屋崎さんが洋ランやダリアなどの花で創作した作品や、女性用ドレスに合わせたオリジナルのブーケなどを各部屋に展示している。以前から旧三隨 ホテルを何度も訪れ、その空間に魅了されていたという假屋崎さん。「ホテルとして営業していた・?の雰囲気なども想像しながら作品を創作しました。訪れた方みんなに幸せになってもらえたら」と話していた。
 假屋崎さんの作品展示は10月6日まで。入館料は400円。会期中は軽井沢駅北口からシャトルバスも運行。
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 同日旧三隨 ホテルでは、公募の中から抽選で選ばれた東京都の山元正裕さんと蜉 地葵さんの公開ウエディング(主催:軽井沢ウエディング協会)もあった。2人は9月初旬、軽井沢へ行くためインターネットで情・?を集めていたところ、偶然観光協会のサイトで公開挙式のカップルを募集していることを知り、相談の末応募を決めたという。
 2人が人力車でホテルに乗り付けると、親族や友人、関係者ら約100人ほどが出迎えた。假屋崎さんから特製のブーケが贈られ、新郎が誓いの言葉を述べ、指輪の交換などを行った。参列者はフラワーシャワーや拍手で祝福した。
 挙式後、新郎の正裕さんは「とても大勢の方々に祝福され今でも夢の中にいるよう。しっかり幸せになりたい」と笑みを浮かべていた。

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