一組に一人の客室係、滞在費の一部寄付も「旧軽井沢ホテル」リブランドオープン

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 ホテル・旅館の再生に取り組むアゴーラ・ホスピタリティーズ(東京都港区)が7月11日にリブランドオープンした旧軽井沢ホテルで28日、報道陣などに館内を公開する「オープンハウス」があった。


 アゴーラ・ホスピタリティーズは2014年6月から同ホテルの運営を開始。同年12月から6月にかけ休館し、客室、レストラン、宴会場を全面改装した。ホテルは地上3階地下1階で、客室数は50室。100人収容できる宴会場、チャペルがあり、来年以降はウエディングの受付も始める。フランス・パリなどで修業を積んだ上野宗士さんがエグゼクティブシェフを務める、1階のフレンチレストラン「Le Signe(ル・シーニュ)」は宿泊客以外も利用できる。

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 「Socialitesのための飾らない時間」をコンセプトに掲げ、一組に一人の客室係がつくバトラーサービスを導入する。また、滞在費などの売り上げの一部を各種支援団体に寄付する取り組みも実施。初年度はアジア・アフリカの発展途上国を中心に読み書き能力向上などに取り組むNPO法人「ルーム・トゥ・リード・ジャパン」に寄付する。宿泊は1泊1人29800円~(1部屋2名利用時、2食付き)。


 同社の浅生亜也代表取締役社長は「日常から一線を画すのではなく、日常の延長線という位置づけでホテルを利用してほしい。東京でのライフスタイルを実現しながら、ゆっくり寛いで頂きたい」と話していた。


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