しなの追分馬子唄道中開催 「虎舞」披露も

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 今年で30回目を迎える「しなの追分馬子唄道中」が7月26日、追分で開催された。町民らが江戸時代の代官や町娘に扮して通りを練り歩く、毎年恒例の行列などが訪れた人の目を楽しませた。
 今回は2011年の東日本大震災後、町が支援を続ける岩手県大槌町から招待された「向河原虎舞風虎会」の12人が、同地に伝わる伝統芸能「虎舞」を披露。同会会長の中村義則さんは、「震災で関係者が犠牲となり、道具が流出してしまったが、支援のお陰でまた虎舞を披露できるようになった。感謝の気持ちと元気を届けたい」と話した。虎頭をつけた約4mの虎模様の幕に入った踊り手が、囃子の軽快なリズムとともにダイナミックに舞う様子が、観客らを魅了していた。
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