カーリング場で公開挙式、ドレス・スーツ姿でナイスショット

160112-01.JPG

 軽井沢町内のホテルや式場などで作る「軽井沢ウエディング協会」は1月10日、通年型のカーリング場「軽井沢アイスパーク」で、御代田町の会社員柏木寛昭さんと、東京都の看護士佐藤由美子さんの公開挙式を開いた。2人は同会場で開催中だった「軽井沢オープンカーリング大会」の出場者や友人ら約200人から祝福を受けた。

 2人はスーツとドレス姿で、氷上のバージンロードを歩いて入場。牧師の前で愛を誓った。挙式後は、新郎がストーンを投げ、新婦がスキップ(指示を出す役割)を務めるファーストストーンがあった。ストーンが円の中央に入ると、観客席からは大きな歓声が上がった。

 柏木さんは「ホームリンクでまさか結婚式ができるとは。すごく嬉しい」、佐藤さんは「沢山のカーリング仲間に見守られて式ができて、とても幸せ」と笑顔で話した。
160112-02.JPG
 2人はカーリングを通じて知り合った。2011年から混合ミックスダブルス(男女一人ずつのチーム)でペアを組み、13年の日本ミックスダブルス選手権で優勝。「2人1チームなので、密なコミュニケーションが必要。(夫婦になることで)練習以外でも話ができる」と柏木さん。同競技が正式種目となる18年の平昌冬季オリンピック出場を目指している。

塩田家具

関連記事