慣れ親しんだ旧体育館で最後の卒業式 軽井沢中学から154人旅立ち

160317-01.JPG 軽井沢中学校は317日、新校舎への移転に伴い、来年度取り壊される同校体育館で最後の卒業証書授与式を開いた。同校新体育館は昨年10月に竣工し利用が始まっているが、思い入れの強い旧体育館での卒業式を生徒が希望していた。

 卒業生154人(男子81人、女子73人)は、在校生や教員、保護者が見守る中、卒業証書を受け取り、合唱曲『旅立ちの日に...』を歌った。副生徒会長で2年の伊草えなさんは「先輩方が築き上げた伝統を新しい校舎へつなぎ、後輩の見本となるよう精一杯精進していきたい」と、在校生を代表しあいさつ。生徒会長を務めた卒業生の番場翔さんは答辞で「校舎が変わっても、変わらない軽中の良さを繋いでいってほしい」と思いを伝えた。

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 軽井沢中学校は4月6日に、新体育館で入学式と始業式を行い、新校舎の利用を始める。旧体育館、旧校舎は来年度に解体し、跡地に人工芝のグラウンドを整備。2017年3月の完成を目指している。同校は3月28、29日、OBらに向け旧校舎の一般開放を行う予定だ。

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