世界カーリング選手権出場のSC軽井沢クラブ「五輪出場に一つでも上へ」

160318-03.JPG 世界カーリング選手権(4月2日~10日、スイス・バーゼル)へ挑む男子日本代表「SC軽井沢クラブ」の選手と長岡秀秋監督が3月18日、軽井沢町役場に藤巻進町長を訪ね、2018年冬季平昌五輪の出場ポイントが付く同大会での活躍を誓った。

 世界カーリング選手権には、各地域を代表する12カ国が出場。総あたり戦を行い上位4ヵ国が決勝トーナメントへ進む。1~12位までの順位に応じ、14~1点の五輪出場ポイントが付き、2016、2017年の世界選手権の合計ポイントが高い上位7ヵ国(開催国の韓国を除く)と、最終予選の上位2カ国が、ピョンチャン五輪の出場資格を得られる。

 スキップの両角友佑選手は「ベスト4以上が確定する決勝トーナメント進出を確実にするには、総あたり戦11試合のうち8勝が必要。まだまだ自分たちのレベルは世界では真ん中くらい。今大会で一歩前に進んで、五輪にむかって上を目指したい」と抱負を語った。

 この日、選手は町長に応援メッセージを寄せ書きしてもらうため、だるまを持参。町長は「世界選手権必勝」と書き込み「これで8勝は間違いなし」と語った。選手らは3月23日に日本を出発。スイス・ビールで合宿を積み、31日に開催地のバーゼルへ移動し大会に備える。

160318-04.JPG<選手談>
山口剛史選手(サード)
「2018年オリンピックへの第一歩はこの大会からスタート。ここで沢山のポイントを獲得したい。ベスト4入りを目指し、メダルを獲ってきたい」

清水徹郎選手(セカンド)
「世界選手権も5回目の出場で、慣れてはきている。初日から全力を出して、一つでも高い順位に入って多くの五輪ポイントをとってきたい」

両角公佑選手(リード)
「僕らは日本代表でもあり、軽井沢の代表でもある。町民の皆さんの応援をプレッシャーに感じるのではなく、力に変え、良い結果を残せるようにしたい」

谷田康真選手(フィフス・チーム札幌)
「チームが一つでも上へ、日本がメダルに食い込めるような成績を残せるように、色んな面からサポートし、一緒に戦っていけたら」

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