長野ワインの魅力を軽井沢から発信 駅構内にワインバーがオープン

 7月30日にしなの鉄道軽井沢駅構内にワインバー「オーデパール」がオープンした。29日にはレセプションが行われ、関係者ら約30名が参加した。

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 飲食店として使われていた建物を改修し、「軽井沢ワインポータル」が運営。同社代表取締役の堀内勉さんと、信州ワインバレー構想推進協議会会長の玉村豊男さんが、長野県ワインのプロモーション拠点として構想した。堀内さんは「新幹線やしなの鉄道の利用者が、電車に乗る前に気軽に長野のワインを楽しんでくれれば。銀座NAGANOやヴィラデストを始めとする千曲川ワインバレーなど、ワインに関する場所と協力し、点から線、そして面へとつなげていきたい」と期待を込めた。

 県内のワイナリーで造られたワイン約45種が揃う。グラスワイン(500円〜)の他に、電車や新幹線で味わってほしいと、200ccのペットボトルでの持ち帰りも用意した。料理は霧下野菜を使ったサラダやサンドイッチを提供する。「それぞれのワイナリーが、小規模ながら情熱をかけてワイン造りをしている。長野ワインの良さを日本だけでなく海外にも発信する拠点にしたい」とシェフの胡雄一郎さん。店内は16席、旧信越線のホームだった場所はテラス席として活用し、ペット連れで利用できる。10時から22時まで営業、10月末までは無休予定。

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