交通指導所開設し安全運転呼びかけ「来年は死亡事故ゼロに」

161215-01.JPG 軽井沢警察署は12月15日、年末の交通安全運動の一環として、軽井沢消防署前に交通指導所を開設し、ドライバーに安全運転を呼びかけた。

 軽井沢警察署の井出純彦署長は、冒頭のあいさつで、県内の人身事故による死者が119人(12月14日現在)と、前年に比べ54人も増加していることにふれ、「年末にかけて慌ただしく、降雪も増え、事故が多発する時期。熱意ある呼びかけをお願いしたい」と参加者に訴えた。

 警察署員をはじめ、軽井沢交通安全協会員、町職員ら約30人が参加。軽井沢バイパスを通行するドライバーに「安全運転を心がけてください」などと話しかけながら、チラシやミニライトが入った安全祈願袋200セットを配布した。

 この日は、碓氷バイパスで15人の死者を出したスキーバス事故から11ヵ月目に当たることから、交通指導所の開設を前に、参加者全員で黙祷を捧げた。軽井沢交通安全協会長の依田寿男さんは「来年は死亡事故が一回も起きないよう願っている」と思いを口にした。

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