あさま山荘事件から45年 殉職した2警官の慰霊祭

170228-01.JPG「あさま山荘事件」の収束から45年が経った2月28日、事件で殉職した警官2人の慰霊祭が南軽井沢の顕彰碑「治安の礎」前で行われた。軽井沢町防犯組合連合会(会長:藤巻進町長)が主催。軽井沢警察署員ら約30人が参列し、一分間の黙祷のあと、一人ずつ献花した。

 事件当時、東京都内の警察署で警備係長を務めていた軽井沢町の松尾昭洋さんは「事件には直接関わることがなかったが、固唾を飲んで見守っていた」と振り返り、「時代は変わったとは言え、事件を風化させてはいけない。大勢の方が参列し、2人もお喜びになっていると思う」と話した。

 事件は、連合赤軍メバーが山荘管理人の妻を人質にとって10日間立てこもり、1972年2月28日、警察が突入して人質を救出。内田尚孝警視長と高見繁光警視正が銃撃され死亡した。

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