ピョンチャン五輪決めた「SC軽井沢クラブ」笑顔の凱旋

170413-01.JPG カーリング世界選手権(カナダ・エドモントン)で、ピョンチャンオリンピック出場を決めた男子カーリングチーム「SC軽井沢クラブ」の選手、コーチが4月13日、軽井沢町に到着し地元住民から祝福を受けた。軽井沢駅では、地元ファンらがお祝いの言葉をかけ、表敬訪問のため訪れた軽井沢町役場では、町職員や町議、周辺住民らが拍手で出迎えた。

 藤巻進町長は「おめでとうございます。本当にすばらしい」と祝福。ピョンチャン五輪に向け、「時間はあまりないが、総仕上げをして一番高いところに立てるよう頑張って」と激励。内堀議長は「(インタビューの受け答えを見ていて)周りの人への感謝の気持ちが言葉の端々に出てきて、ホンモノになってきたと感じた。成績以上にそれが嬉しい。日本中から愛される選手を目指して」と喜びを口にした。

 スキップの両角友佑選手は「沢山の方に『おめでとう』と言って頂いて、少しずつ五輪出場の実感が湧いてきている。ピョンチャンで表彰台を狙えるよう、あと10ヵ月練習していきたい」と力強く話した。

 五輪出場が決まった翌朝、町役場と軽井沢駅通路に掲げられた「祝、平昌五輪出場決定!」の懸垂幕は、前もって町長が発注していたもの。「出場を逃したら、(懸垂幕の制作費は)町長が負担するつもりだった」と内堀議長が明かすと、町長は「自腹じゃなくてよかった」と応じ、笑いに包まれた。

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