浅間山、噴火警戒レベル2継続

171109_01.JPG 気象庁浅間山火山防災連絡事務所は11月9日、月例の説明会を開き、10月の浅間山の火山活動概況を説明した。

 1日あたりの火山性地震は4~62回で月合計は936回。今年4月以来半年ぶりに1000回を下回ったものの、大塚仁大所長は「(噴火警戒レベル1に引き下げる)基準ラインに近づいてはいるが、足を踏み入れている状況ではない。火映、火山ガス、地殻変動の推移も引き続き注視する」と話した。

 浅間山の噴火警戒レベルは2015年6月11日から、噴火警戒レベル1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引き上げられ、現在も継続している。

中軽井沢から見た浅間山(11月9日16時半撮影)

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