軽井沢町内の停電、全面復旧

191017_01.JPG 台風19号の影響による軽井沢町内の停電は、10月17日15時までに全面復旧した。碓氷軽井沢ICと国道18号の間に流出した土砂の除去は、16日13時までに完了。上信越自動車道の通行止め区間が、碓氷軽井沢IC~佐久IC間に短縮され、関東方面からのクルマが、碓氷軽井沢ICを利用できるようになった。

 停電の影響がなかったホテルや飲食店は、台風が過ぎ去った翌13日から通常通り営業しているところも多かったが、停電地域では営業再開に遅れが生じた。

 風越公園アイスアリーナ、スカップ軽井沢に影響はなかったが、道を挟んだ通年のカーリング場「軽井沢アイスパーク」は12日19時から14日22時まで停電。18日からの営業再開を目指し15日朝から、とけたリンクの製氷を開始した。

 星野エリアは、停電にともない日帰り施設の全てで13日の営業を中止。14日からハルニレテラスの一部店舗が営業するなど、施設ごとに順次再開。17日まで臨時休業した星野温泉トンボの湯とピッキオビジターセンターは、18日からの営業開始が発表された。ケラ池スケートリンクは18日に予定していたオープンを延期。オープンの見込みが立ち次第、ホームページで知らせるとしている。

 10月19、20日の開催を予定していた「2019軽井沢マラソンフェスティバル」は開催中止に。中止理由については、「近隣交通網でも通行できない箇所があり、こうした状況下ではお客様が安心して大会に参加できないものと判断した」と公式HPで伝えている。

(写真は15日、軽井沢アイスパークでとけたリンクの製氷作業を行うスタッフ

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