和装コンテストの全国大会「なでしこ日本」 軽井沢の呉服屋店主、野中さん出場へ

 追分の文化磁場油や内の呉服屋「着物木蓮」の店主、野中美智子さんが和装コンテストの全国大会「なでしこ日本」(11/19、ホテルグランヴィア京都)に長野県代表として出場する。4月の書類審査・面接を経て、7月の中部大会で「ミセス」部門の長野県代表に選出された。

 大会は日本の理想女性像「大和撫子」の発信をコンセプトに、今回が6回目。各都道府県の代表が和装文化についてのスピーチとウォーキングを行い、言葉遣いや立ち居振る舞いなどを審査。野中さんは「ミセス」部門のほか、49才以上の「ミセスクラシック」部門にもエントリーした。

「年配の人がもっと着物を楽しむきっかけに」

 9月28日、軽井沢町長を表敬訪問。若い世代や海外観光客の間で和装文化への関心の高さを感じるものの、着物を楽しむ年配の方が減っているのを肌で感じ「(私が出場することで)ちょっとでも刺激になって、年配の人に着てもらえる機会を増やせたら」。着付師講師の資格を生かし大会でも自ら着付けを行うといい「出場するからには賞を持って帰りたいですね」と意気込んでいる。

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