冬の軽井沢を彩る龍とハートの氷彫刻 かつての氷祭りの記憶を今に
軽井沢駅北口ロータリーに、龍をモチーフにした氷彫刻が登場した。多彩な催しで冬の町を盛り上げる「軽井沢ウインターフェスティバル」の一環。かつて冬の風物詩として親しまれた「軽井沢氷祭り」の雰囲気を感じてもらおうと2月10日、旧軽井沢ホテル音羽ノ森のシェフ・山崎紀夫さんと、軽井沢アイスカービングの本橋謙二さんらが昨年に続き制作した。
高さ約2メートルに積み上げた氷塊を、チェンソーやのみで削り出した。2月14日のバレンタインデーと17日の春節に合わせ、中国で縁起が良いとされる龍とハートを組み合わせたデザインとし、龍と向き合う位置に、天使も配した。作業は昼過ぎに始まり、夜まで及んだ。
氷彫刻を展示する「軽井沢氷祭り」は、温暖化などの影響もあり2007年を最後に開催されていない。2人は当時から制作に携わり、その後も町外のイベントなどで氷彫刻を作り続け、腕を磨いてきた。山崎さんは「軽井沢の氷の歴史を感じてもらえれば」と話す。展示は2月19日までの予定で、日没後はライトアップも行う。
<軽井沢氷祭り>
1969年から2007年まで行われた冬の恒例行事。千ヶ滝にあった軽井沢スケートセンターや軽井沢駅前を会場に、海外から招いた彫刻師の作品など、毎年20体以上の氷彫刻が並んだ。
