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軽井沢新聞 > トピックス 最新号 > 2013 No.125
軽井沢新聞 トピックス

星野リゾートの梶川俊一シェフ

仏政府より「農事功労章」受章

星野リゾートの梶川俊一シェフ
リスレーフランス公使と梶川シェフ
 星野リゾートの料飲統括エグゼクティブシェフ、梶川俊一さんが10月17日、フランスの食文化や食材、ワインの普及に努めたとして、フランス政府より「農事功労章シュヴァリエ」を受章した。同章は1883年創設の勲章で、フランス料理をはじめ、フランスの農業や食文化の発展に貢献した人に与えられる。県内では2005年に受章したエッセイストの玉村豊男さんに次いで二人目。
 梶川さんは1966年宮崎県出身。フランス料理研究家の故辻静雄さんの著作を読んだのをきっかけに、当時在籍していた金沢大学を中退し、フランス・ストラスブールへ。フランス料理やワインについて学び、帰国後は、国内のレストランに務め、1993年に日本ソムリエコンクールで史上最年少で優勝。1999年に星野リゾート入社後は、独自の味覚教育プログラムで、県内の子どもや母親を対象にした「食育レッスン」を行った。現在は同社運営の国内27施設全体の料飲統括エグゼクティブシェフとして、全国を飛び回っている。
 この日、ホテルブレストンコートで行われた叙勲式に出席した、在日フランス大使館の経済部経済公使フロランス・ギャンブラン=リスレーさんは「梶川氏は、味と感覚の審美眼を持ち、若い世代を育てることに熱心。伝統を重んじながらも、明日のフランス料理を創造するため、新しい風を吹き込んでいる」と授与理由について説明。梶川さんは「思いもかけずこのような名誉ある章を頂戴した。フランスの食文化、料理、ワイン、食材を通して、もっともっとお客さんに喜んでもらえるよう精進していきたい」と受章を喜んでいた。

善光寺から来たポプラの木が、変わり果てた姿に

あの木はなぜ、こんな形になった

3本のうち、左側が樹形を残して切った木3本のうち、左側が樹形を残して切った木
 国道18号線沿いにあるポプラの姿に驚きの声があがっている。この木は昨年の軽井沢新聞11月号の記事になったカインズホーム駐車場にあるポプラの大木。約40年前に善光寺から許可を得て運んだ木を植えたもので、カインズホーム軽井沢店新設の際もこの木だけは切らずに残されていた。
 今年10月4日早朝、1本目の木の伐採が始まり、またたく間に枝はすべて切り落とされた。2本目にかかったときに住民からの通報があり、樹木保護団体「しいある倶楽部」が駆けつけて樹形を残す形に指導した。この件についてカインズホーム本部広報は「以前、枝が折れて車にぶつかる事故があったので、今後、事故が起きないよう安全第一に考えて伐採した。見通しが良くなったという声も寄せられている」と話した。
 しいある倶楽部は「既に2本目が切られていたので、3本目しか形を残す切り方にできなかったが、このように枝を透かして切れば、枝が落ちることもないし強風で倒れることもない」と説明する。通勤で通る町民は「国道沿いの目立つ場所なので、切るにしても軽井沢らしい形にしてほしかった」と木を見上げていた。

開業40周年にちなみ

40歳は平日リフト券が無料に

軽井沢プリンスホテルスキー場
 軽井沢プリンスホテルスキー場が、県内のスキー場では最も早く11月1日、今シーズンの営業を始めた。初日は県内外から約800人が、紅葉で山々が色づく中、初滑りを楽しんだ。現在、滑走できるのは全長400mのコース2本で、12月下旬には全10コースがオープンする。今季も小学生以下のリフト料金無料を継続。開業40周年にちなんで、40歳の人には平日のリフト券を無料、40円でナイターを滑ることができる日も設けるなどして、昨季より4000人多い28万人の来客を見込んでいる。

「鑑賞だけでなく体験も」

絵本や玩具の学習プログラム開始

絵本や玩具の学習プログラム開始森の家
 軽井沢絵本の森美術館は、学校行事や企業研修で来館する団体に向けた学習プログラムを10月より始めた。「作品を鑑賞するだけでなく、参加して絵本文化を体験してもらおう」と企画した。美術館敷地内に建つ約50㎡の「森の家」で、スライドを使って同館学芸員が講座やワークショップを通じてレクチャーする。欧州絵本の歴史や、グリム童話やアンデルセン童話について学ぶ5講座のほか、欧州のおもちゃについて学ぶ2講座も用意。
 いずれも中学生以上対象で、参加費は一講座一人300円。
 TEL0267-48-3340

[木のデザイン]展

前回の入選作品を商品化

木のデザイン
脇田美術館は、2011年に開催した前回の[木のデザイン]公募展の入選作品を商品化し、ミュージアムショップで販売している。商品は福井県出身のデザイナー山口智宏さんが創作したカップフォルダーで、名前は「Hole×Hole」。カラマツをくり抜いた作りで、付属の耐熱ガラスをはめて使用する。商品名の通り、取っ手部分に丸い穴があるのが特徴。2個1セットで、特製木筒に入れて販売。料金は15,000円。営業は11月25日まで。
 TEL0267-42-2639(脇田美術館)

全寮制の国際高校、県より認可

第一期生50人の募集始まる

インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢
 全寮制の国際高校「インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢」が10月31日、長野県より学校法人認可を取得し、2014年8月の開校が正式に決まった。11月8日より入学願書の応募要項をホームページに掲載し、第一期生(50人)の募集を始める。生徒の7割は外国人を受け入れる方針だ。現在、同校に関心がある生徒、保護者のメーリングリスト登録数は約2,100人で、そのうち初年度入学対象学年の生徒数は920人に上っている。

イルミネーションバスツアーが復活

軽井沢ウィンターフェスティバル2014

軽井沢ウィンターフェスティバル2014盛り上げ隊長に任命されたこてつの2人は
10月14日、駅で冬の軽井沢をアピール。
 冬季イベント「軽井沢・冬ものがたり」が、12月7日から始まる。25日までの「WHITE CHRISTMAS in 軽井沢」と、2014年2月1日から14日までの「VALENTINE in 軽井沢」の2期にわけて開催。
「WHITE CHRISTMAS in 軽井沢」では、矢ケ崎公園や恵みシャレー軽井沢を中心としたイルミネーションが冬の軽井沢を彩る。注目のイベントは5年ぶりに復活するイルミネーションバスツアー。12月7日・22日(有料・要予約)は「軽井沢・冬ものがたり盛り上げ隊長」の「こてつ(吉本興業、信州“住みます”芸人)」の2人と町内のイルミネーションを巡る。21日のツアーは参加無料(先着40名)。
 TEL0267-41-3850(軽井沢観光協会)

ユニオンチャーチ

敷地活用に向け、老朽化が進んだ建物を解体

ユニオンチャーチ作業着姿で自ら解体を行った
教会関係者たち
 旧軽井沢のユニオンチャーチで、長年日本語学校として使われてきた建物の取り壊しが進められている。作業を行っているのは、宣教師のガリ・クラインさんら教会の関係者たち。
 取り壊しのきっかけは、同じ敷地内にあるオーディトリアムの改装だという。昔のオーディトリアムの写真を目にしたクラインさんは、壁だと思っていた前方ステージの奥に、実は窓があることを知り、建物を建築当初の姿に戻したいと、今年7月に壁を撤去。これを機にユニオンチャーチの環境を整えることを決めた。約80年前に建てられたとされる日本語学校は、最近では宣教師たちが夏に行う会議やバザーの会場として使われていたが、老朽化が進み天井は壊れていた。10月中旬に解体作業を開始し、建物の半分を撤去。更地にした部分は当面駐車場として活用、傷みの少ない残りの半分は保存し聖書講読会の場として使い続ける予定。クラインさんは「ゆくゆくは、地域に開かれたコミュニティーセンターを建てたい」と将来の希望を語った。

女性模擬議会に参加する女性議員を募集

女性模擬議会
 軽井沢町は「女性ならではの視点をまちづくりに」と、福祉や教育、子育てなど町政に関する質問に町側が答える女性模擬議会(2014年2月6日開催)の参加者を募集している。参加資格は町内在住の20歳以上の女性。応募用紙は町のホームページからダウンロードするか、企画課窓口で配布。募集は11/22(金)まで。
 TEL0267-45-8504(軽井沢町企画課)

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