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市民目線の取材姿勢を一貫 自転車で北朝鮮横断取材も

龍谷大学名誉教授・ジャーナリスト 西倉 一喜 さん

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 2016年から春〜秋は軽井沢、冬はハワイ・カイルア暮らし。共同通信社記者、龍谷大学法学部教授(中国・アジア政治論)を経て、趣味三昧の人生第3ステージを謳歌している。サイクリングにバードウォッチング、山登り、カーリングと「軽井沢はやることがありすぎて困るほど。飽きない場所ですね」。

 新型コロナの影響で現在はストップしているが、外国人観光客向けに軽井沢周辺を案内するエコツアーガイドも行う。依頼者とメールでやりとりしてコースを組み立て、一緒にウォーキングする。

「軽井沢の歴史や自然、棲息している動物、抱える課題など、色々話しながら歩くんです。勉強になったと喜んでもらえるし、こっちも楽しい」

 記者8年目の1980年、社内の研修制度を利用し一年間、語学留学のため中国へ。学生の立場を利用し、特派員では入れないような場所も、中国人に成りすまして見て回った。その体験を著した『中国・グラスルーツ』で、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。庶民のありのままの姿を描き出した点が評価された。

「もともと現場主義。這いつくばって、市民の目線で物事を捉える取材を続けてきました」

 マニラ、北京、ワシントン支局長を歴任したのち、論説編集委員に。北朝鮮を自転車で旅する取材企画を立ち上げ、首都ピョンヤン〜港湾都市ウォンサンを横断。中国語のできる現地スタッフと並走し、国に対する思いを聞けたのは収穫だった。

「『このままじゃ北朝鮮はだめだから、改革をしなければいけない』とかね。彼らが何を考え、願っているか、それは現地へ行って生の声を聞いてみないとわからない」

 今年73歳。アメリカ人の妻と2人暮らし。東京五輪に合わせ、ニューヨークの娘家族、ドイツに暮らす親戚らが、日本で一堂に会する予定だったが叶わぬまま。オンラインでは繋がれるが「もちろん生で会いたいですね」。

 ハワイでは、ローカルの人らと6人制カヌーなどを楽しむ。今年は行けるかどうか見通しが立たず、冬も軽井沢暮らしになるかもしれないが、「シーンと凍てついた林の中を歩くのも最高ですね」。

 どちらで過ごすにしろ、存分に楽しむスタイルに変わりはない。
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