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自由ケ丘別荘地「軽井沢みどり会」事務局長 原田 克乃 さん

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「子や孫の世代に、よい環境を引き継ぎたい」

 初めて軽井沢を訪れたのは10代の頃。心臓の弱かった母が夏を過ごすため父が建てた、自由ヶ丘別荘地の山荘に毎年滞在するようになり50年以上になる。

 別荘を訪れるようになって間もなく、別荘地を管理していた開発業者が倒産。簡易水道(現在は町水)設備や管理事務所などの土地を別荘地の仲間と買い取り、1967年に「軽井沢みどり会」を発足。現在は40世帯が所属し、3年に1回総会を開いて問題点を話し合っている。

「最初は運命共同体のような形でスタートした会でした。それだけに団結力は強かったようです。みどり会では別荘を建てる方に規約や歴史を伝えてきたのですが、今は自治会に関わりたくないという方も増えて、なかなか伝えることができなくなってきました。別荘は個人で守れますが、別荘地はそこに暮らす人たちで守っていく必要があると思うんです」

 長年、みどり会事務局長として会員への報告を密にすると同時に、町長や役場の職員に相談にのってもらい、近隣の区長や住民と話し合いを持つなど地元との交流も大切にしてきた。

 昔の自由ヶ丘別荘地はまだ木々が低く、浅間山がよく見え、山野草もたくさん咲いていた。木々が大きくなった今は爽やかな風が通り、野鳥が訪れ、豊かな緑が広がっている。

「自然が残っている別荘地ですね、とよく言っていただくので、そのまま維持できればいいなと私たちも努力しています」

 軽井沢別荘団体連合会の推薦を受けて、今年の春から、軽井沢町自然保護審議会」の委員を務めている。別荘地の環境を守るために、土地の木を切るときは敷地の何%までという「伐採率」を決めてはどうかと、別荘団体連合会では提案している。

「軽井沢の別荘地としての歴史や環境を理解して下さる方が増えるといいと思っています。そのためには行政にも、都会的なものや軽井沢にふさわしくないものを持ってくることのないように規制を作ったりして、別荘地を守る手助けをしてほしいと思います」。

 同別荘地で活動する「森のようちえんぴっぴ」も、みどり会に属している。原田さんは幼い子供たちに「自然との共存生活で学んだことを成長した時に活かしてほしい」と願っている。
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