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英国にならい、ブループラーク制度

歴史的建造物に銘板、30件認定

1707_news_01.jpg認定を受けた建物に掲げられる銘板ブルー・プラーク。
 歴史的な出来事があった建物や、著名人が住んだ家に銘板を設置する英国発祥の制度にならい、軽井沢町が「ブルー・プラーク制度」をスタートさせた。6月22日、認定式を開き、建物30件の所有者に認定書と銘板を贈呈した。町教育委員会から委託を受けた軽井沢ナショナルトラストが昨年度から、相応しい建物を調査していた。A・C・ショーの軽井沢第一号別荘を復元したショーハウスや、ヴォーリズ建築の軽井沢集会堂などの建物のほか、軽井沢彫製造の大坂屋家具店、明治期からの貴重な写真を残す土屋写真店など、軽井沢の歴史を引き継ぐ施設も認定を受けた。2019年度までに約100件の認定を目指すという。  銘板は英国にならい円形で青色。素材はステンレスで、直径30㌢、厚さ4㍉。白字で、建築年や別荘番号、建物の名称、概要を記した。
 藤巻進町長は「時代の変遷で、貴重な建物が少しずつ失われているのが現状。事業を通じ、歴史的な建物を少しでも後世に残せていけたら」と話した。
 認定を受けた旧軽井沢の貸別荘地前田郷の本館は、実業家前田栄次郎が1933年に建築した建物。当時としては珍しいログハウスで、所有者の前田博子さんは「今と違い、相当苦労して建てたものだと思う。その思いを引き継いでいきたい」と思いを語った。

2015年、メガソーラーの設置場所

町花サクラソウの群生地が消えた!

1707_news_02.jpg金網の向こうはソーラーパネルが並ぶ。大畑さんが指さす方向には、以前はサクラソウがたくさん咲いていた(今年5月24日撮影)
2015年に約3万坪の土地に太陽光発電施設を造った南軽井沢・馬取の土地に、毎年咲いていたサクラソウの群生がなくなったことが、近所の人の証言でわかった。  サクラソウの群生地だった現場を案内してくれた大畑晃利さんはこの隣接する場所で暮らしている。「毎年サクラソウがたくさん咲くのを見てきたが、メガソーラーの工事が始まった年から激減した」。毎朝飛んできたオオジシギについても「メガソーラーの工事が始まってからは全く来なくなった」と嘆く。オオジシギはオーストラリアから飛来する絶滅危惧種で、その独特な鳴声と旋回する様子を見る「夜明けの観察会」が行われたこともある希少な鳥だ。
 軽井沢の野の花の普及活動を行っているボランティア団体「われもこうの会」代表で、当時軽井沢自然保護審議会の委員でもあった猪又裕子さんは「太陽光発電は必要と思い、メガソーラー建設に賛成した。サクラソウが消えたことは残念。開発の場所に希少な植物があるときは、保護するので知らせてほしい」
 サクラソウの保護活動を行っているボランティア団体「サクラソウ会議」代表の須永久さんは「町内のサクラソウを調査しているが、この場所には気づかなかった。知っていたら、建設会社と交渉して移植するなど方法はあった。軽井沢には貴重な自然が残っているのだから、開発の際は慎重にしてほしい」と話した。

住民の異変、道路異常を報告

町と3郵便局が協定

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  軽井沢町と町内の3郵便局(中軽井沢、追分、軽井沢)が6月19日、住民が安心して暮らせる地域づくりに向け、協定を結んだ。局員が配達などの通常業務の中で、高齢者や障害者、子どもらの異変に気づいたり、道路異常や土砂崩れ、不法投棄の廃棄物を発見したとき、町や警察署などに情報提供する。中軽井沢郵便局長の佐藤一郎さんは「郵便局のネットワークを利用して、町の見守りをしていきたい」と話した。

町の課題解決へ

町と信州大、東京大が連携

1707_news_03.jpg認定を受けた建物に掲げられる銘板ブルー・プラーク。
軽井沢町と信州大学、同大学社会基盤研究センター、東京大学先端科学技術研究センターは6月26日、包括的連携に関する協定を結んだ。それぞれの強みを生かして、軽井沢町の抱える課題に対応し、魅力ある地域づくり、軽井沢ブランドの向上を目指す。具体的な取り組みは今後決める。信大社会基盤研究センター長の丸橋昌太郎さんは「行政が抱えてる政策課題をいただきながら、町医者のように対応していきたい」と方針を述べた。

過去にないほど大きな災害を想定して

自主的に防災マップを作成

1707_news_03.jpg 上/千ヶ滝西区会作成の『防災マップ』。下/補助金で建てた「防災倉庫」。中には緊急時に必要な備品が入っている。
千ヶ滝西区会では、緊急避難地図や自主避難計画などを盛り込んだ、地域の『防災マップ』を作成した。  防災マップはA4判12ページの小冊子。「土砂災害への備え7箇条」「土砂災害に関する基礎知識」「情報の入手」など役立つ内容が盛りだくさん掲載されている。役員7~8人で実際に西区全体を回って、危険な箇所などを調査した。  西区を3つのエリアに分け、冊子も3パターンを作った。各エリアマップには、具体的な危険個所や警戒区域のほか、緊急避難受入所や川の流水方向、倒木予想箇所なども記載。最終ページには「災害に備えて用意しておくもの」を記入できるようになっている。  防災マップを作るきっかけは前区長の「地域の防災が大切だよ」という呼びかけだった。平成25年に防災検討委員会を作り、たまたま会員の中に元防衛庁の防災を担当した人がいたのでリーダーになってもらい、平成26年から自主防災組織を作って活動を始めた。長野県佐久建設事務所の指導を受け、27年には軽井沢町の認可を受けた。県や町からの補助金を受けることができ、西区公民館の敷地に防災倉庫を建設。自費で発電機も備えた。  「このマップは、過去に1度もない状況までも想定して考えています」と西区会事務局の小宮山正さん。「一番の目的は『啓蒙』と『自助・共助の精神を持ってもらうこと』。緊急時には助けに来てほしい人もわかっているし、救助に行く人も決まっています」。今後は防災訓練を行うことも予定しているという。西区の常住人口は200軒以上あり、会員は124世帯。4月から会員へ配布を行っている。
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過去にないほど大きな災害を想定して

アレチウリの駆除活動

1707_news_03.jpg アレチウリ
北米原産のウリ科の一年草。葉や茎に白毛やトゲがあり、9月下旬に熟す果実にも硬いトゲがある。育つスピードが早く、長いツルと20㎝ほどに育つ葉が、在来植物を覆って成長を妨げる。町内では2012年に初めて確認されている。
自然環境の保全に取り組むボランティア団体「軽井沢サクラソウ会議」と町環境課は6月23日、特定外来生物に指定されているアレチウリの駆除活動を行った。生育が確認されている鳥井原の町民農園、油井地区の農地、茂沢地区へ続く林道沿い、茂沢のゴルフ場近くの沢の計4カ所を巡り、発見したアレチウリを抜き取った。  油井地区の農園で初めて確認された2013年当時は、約1650㎡の斜面一帯を覆い、ゴミ袋(大)8つが抜き取ったアレチウリで満杯になったが、今回は一つのゴミ袋に3分の1程度。他の場所でも数は減り、毎年の作業の効果が表れていることがわかった。サクラソウ会議の須永久会長は「現在、確認できている場所では、根絶できると思う。アレチウリかどうか疑わしい植物があれば、環境課へ知らせてほしい」と話している。
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国際高校ISAKで初めての卒業式

一期生52人が巣立つ

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私立の全寮制国際高校「インターナショナルスクールオブアジア軽井沢」は6月11日、初めての卒業証書授与式を開き、一期生52人(21カ国)が巣立った。アメリカの難関大学(ヴァンダビル大、スミス大)や、国内の大学(東京大、早稲田大、慶応大)などへ進学が決まっている。大学進学のため、実社会でインターンシップ、ボランティアなどに励むギャップイヤーを取得する生徒も6人いる。フィリピン出身のディランさんは「ルームメイトとの交流を通じ、世界を多面的に観察できるようになった。将来は母国に戻り、貧富の差からくる教育問題を解決したい」とコメントを寄せた。

立ち上げに課題のある地区も

地域住民主体の「通いの場」8地区でスタート

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地域の人が集い、介護予防のための運動やレクリエーション、おしゃべりなどをして交流する地域住民主体の「通いの場」が、町内8地区(新軽井沢、追分、借宿、旧軽井沢、中軽井沢、千ヶ滝西区、千ヶ滝中区、塩沢)で活動を始めている。ヨガや太極拳、歩き方講座など18のプログラムに合わせた講師派遣も、町役場保健福祉課では受け付けている。  新軽井沢では6月27日、地区社協が「通いの場」を初めて開き、地域住民ら21人が参加。講師として派遣された、「あそび堂」代表の福原未来さんの教えで、4つのグループに分かれ脳の体操になるボードゲームを楽しんだ。参加者からは「家にいるより楽しい」「他の人から元気をもらえる」との声も。  中軽井沢では、老人福祉センター隣接の介護事業所「まさちゃん家」が月2回、通いの場を開いている。中軽井沢は面積が広く、住民数も多いため、しなの鉄道の線路より南でも「通いの場」作りを模索する動きがある。設置に向け働きかける女性は「適当な場所がなく、住民同士の協力体制がまだ整っていないのが課題」と話した。  町保健福祉課や町社協、各地区の民生委員、地区社協の代表者らが6月22日、通いの場について意見を交換。「継続していくには、一部の人の負担にならないよう無理せずに」「参加した全員に喜びを感じてもらえるような工夫が大事」という意見もあった。

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