【軽井沢新聞5月号】「前半はGWという感じはなかった」 後半に人出、春の大型連休

 最長で11連休となった春の大型連休(4月26日〜5月6日)は、平日をはさむ飛び石が前半にあり、軽井沢町内は後半に人出が集中した。

 JR東日本が5月7日に発表した4月25日から5月6日までの北陸新幹線高崎〜軽井沢駅間の利用客は73・9万人で、前年(71・7万人)比103%だった。

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(5月5日11時ごろの旧軽井沢銀座)

 旧軽井沢銀座で複数の店舗に連休中の様子を聞いたところ、5月2日までの連休前半は、人通りが少なく売上も低調だったところが多かったよう。飲食店の店主によると「5月3〜4日は忙しかったが、4月30日、5月1〜2日は通常の平日と同じ。ゴールデンウィークの感じがなかった」。陶芸体験店のオーナーも「大人が休みでも子どもは学校があり、前半は出かけるのを控えた家族は多かったのでは」と話した。

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 軽井沢プリンスショッピングプラザを運営する西武不動産プロパティマネジメントによると、連休中の来場者は約44万人で昨年より3万人減。売上は、客単価が上がったことにより微増だった。ピークは5月4日で、一日の売上が歴代4位を記録。連休から新たにスタートした、施設内の池で楽しめる足漕ぎカヤックは一日平均50人の利用があったという。

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(5月5日14時ごろ、100色の布が風にそよぐハルニレテラス。近くの駐車場はどこも満車だった)

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