【軽井沢新聞8月号】庁舎改築周辺整備事業、基本設計策定へ議論 メインの出入口は2階か

 軽井沢町庁舎改築周辺整備事業推進委員会は7月28日、設計者(山下設計・三浦慎建築設計室設計共同体)の説明や、町が示した計画図などをもとに、建物の配置や外構について意見を交わした。町は今年度末までに、基本設計を策定する。

 説明によると、新施設が建つのは、現庁舎と現中央公民館の間で、計画地は南から北へ向かって高くなる2・5mの勾配があるという。施設北側の1階は半地下で、2階が地上に出る造り。メインの駐車場を新施設の北側(現公民館の辺り)に配置し、車での来庁者は主に2階の出入口を利用する。

 説明を聞いた委員からは2階がメインの出入口になることで「1階の窓口までの動線や階段の幅など、再度設計で考えてほしい」などの意見があった。

 新施設の配置図については、25日の全員協議会でも町が説明。地面を平らにし1階が全て地上に出るように建てた場合の事業費について議員から質問があり、町は「(現時点で具体的な)金額は示せないが、だいぶ変わってくる(上がる)」と答えた。

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計画では国道18号側に駐車場は作らず、敷地内北側にメインの駐車場を配置する。

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