【軽井沢新聞9月号】上皇ご夫妻、静養のため軽井沢へ
駅に集った人に、にこやかに手を振る姿
上皇ご夫妻は8月21日から29日まで、軽井沢町で静養された。21日午後3時すぎ、ご夫妻を乗せた北陸新幹線が軽井沢駅に到着すると、居合わせた観光客や地元の人らが旗を振るなどして出迎えた。ご夫妻は手をつないで歩き、上皇さまは手を振り、上皇后さまは笑顔で会釈をして応じた。小諸市の男性は「お元気な姿を見られて喜ばしい。ゆっくり静養していただきたい」。
軽井沢駅に到着し、集まった人の出迎えに、手を振って応じる上皇さまと上皇后さま。(8月21日15時すぎ)
23日には戦後に旧満州から引き揚げた人が入植した大日向開拓地のキャベツ畑を散策。29日午後1時前、帰京のため軽井沢駅に到着したご夫妻は、見送りに集まった人ににこやかに手を振って、エレベーターに乗り込んだ。駅を訪れていた男性は「感激しますね。5月の葉山御用邸での静養は延期されたと聞き心配していた。お元気そうで何より」と話した。上皇さまは7月に入院され、お二人が御所を離れ、地方に滞在されたのは軽井沢が今年初めて。




