町内小学生、伝説の山で宝探し

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 住民主体で行政と一緒にまちづくりを考える「軽井沢22世紀風土フォーラム」のプロジェクトチーム「チームみらいえ」が10月6日、町内の小学生向けに冒険イベント「伝説の山の宝を探せ」を行った。地域に対する理解を深め、町の将来を考えるきっかけにしてほしいと企画した。

 小学1~4年の児童17人が、伝説の山(離山)を冒険。4つのポイントで課題の書かれたカードを受け取り、ミッション達成に向け奔走した。最初のミッションは「100(百)が何個あるか、探し出しそれが何か調べよう!」。避暑地100年を記念し建てられた石碑に「100」がいくつ記されているか数え、スタッフが石碑の建てられた経緯や、避暑地の成り立ちについて説明した。

 児童は他に離山山頂付近から1948年に撮影された写真と現在の風景を見比べたり、ミズナラとコナラの実の違いなどを学んだ。最後に、かつて実業家の雨宮敬次郎の銅像があった台座で、宝(メダル)を受け取った。

 中部小3年の木村航希君は「楽しかった。コナラとミズナラは、もう完璧に見分けられる」と話した。

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