


内湯に浮かべたりんごを堆肥に 再資源化で農家に還元
星野リゾートが運営する星野温泉トンボの湯は10月26日、りんご湯で使用したりんごを堆肥にする取り組みを始めた。昨年までは、近隣の牧場に使用済みりんごを提供し、堆肥として活用してもらっていたが、自社で取り組むのは初めて。
軽井沢星野エリアの敷地に設置した、縦1m×横2m×高さ50㌢の屋根付き容器に、細かく刻んだ使用済みりんご(約200個分)をはじめ、枯れ葉や培養土、水を入れ混ぜあわせた。野生動物が近づかぬよう、電気柵も張った。
30日、トンボの湯スタッフの服部壮さんと田畑奈津子さんが、容器の中をスコップで掘り返し、水蒸気が出て発酵が進んでいるのを確認。月2回のペースで、水分を足して混ぜる作業を行い、来年4月の完成を目指す。堆肥はりんごの提供を受けた野元果樹園(小諸市)や、温泉利用者らへ配布する考えだ。
服部さんは「今回は収穫から関わったので、りんご一つの重みを感じられた。堆肥をしっかり完成させて、資源の循環に貢献したい」と話した。
軽井沢星野エリアの敷地に設置した、縦1m×横2m×高さ50㌢の屋根付き容器に、細かく刻んだ使用済みりんご(約200個分)をはじめ、枯れ葉や培養土、水を入れ混ぜあわせた。野生動物が近づかぬよう、電気柵も張った。
30日、トンボの湯スタッフの服部壮さんと田畑奈津子さんが、容器の中をスコップで掘り返し、水蒸気が出て発酵が進んでいるのを確認。月2回のペースで、水分を足して混ぜる作業を行い、来年4月の完成を目指す。堆肥はりんごの提供を受けた野元果樹園(小諸市)や、温泉利用者らへ配布する考えだ。
服部さんは「今回は収穫から関わったので、りんご一つの重みを感じられた。堆肥をしっかり完成させて、資源の循環に貢献したい」と話した。
パティシエの青木定治さん、 軽井沢でコンフィチュール製造開始

パティシエの青木定治さんが運営する「パティスリー・サダハル・アオキ・パリ」が10月15日から、軽井沢を拠点にコンフィチュール(ジャム)の製造を始めた。国内直営5店舗(都内4店、名古屋1店)で販売。オンラインショッピングサイトや軽井沢での販売も予定している。
環境の変化や新型コロナの流行などで、出荷できないフルーツが大量にあることを知った青木さんが、農家を応援しようとプロジェクトを始動。軽井沢は、青木さんが幼少期の頃から慣れ親しんだ土地だという。
現在、軽井沢産のいちごを使った「フレーズ カルイザワ エ シトロン」など、8種類を販売していて、年間15万個を製造予定。150gの瓶詰めで種類により約1500〜2000円。
環境の変化や新型コロナの流行などで、出荷できないフルーツが大量にあることを知った青木さんが、農家を応援しようとプロジェクトを始動。軽井沢は、青木さんが幼少期の頃から慣れ親しんだ土地だという。
現在、軽井沢産のいちごを使った「フレーズ カルイザワ エ シトロン」など、8種類を販売していて、年間15万個を製造予定。150gの瓶詰めで種類により約1500〜2000円。
「より身近な神社に」 熊野皇大神社、11月から改修工事
群馬県と長野県の県境にある熊野皇大神社が11月1日から改修工事を始めた。手水舎を修繕して、さらに一カ所増設。現在、神楽を舞うための建物「神楽殿」の中に「祈祷殿」「社務所」があるが、3つの機能を通常の神社のように分ける整備を行う。2021年4月に工事を終える見通しだ。資金は2019年12月から20年2月までクラウドファンディングを活用して集めた約68万円も使用する。工事中のご祈祷や参拝などは一部期間を除き行えるという。宮司の水澤貴文さんは「機能を分割することで、しっかりとした神社になる。地域の人たちにとって身近な存在に思えるような神社を目指したい」と語った。
ミセスジャパン長野大会 軽井沢町在住の2人が受賞
既婚者または結婚歴がある女性やシングルマザーが外面と内面の美しさを競う「ミセスジャパン2020 長野大会」が9月に長野市で開かれ、軽井沢町在住の2名が受賞した。46歳以上が対象のクラシック部門に出場した11人の中から、岡田祐未子さんがグランプリに選ばれ、土信田由利子さんがスポンサー賞を受賞。岡田さんは「離別した一人息子に誇れる母になりたい」という思いから、離婚後に起業したエピソードを舞台でスピーチした。2人は10月15日、軽井沢町長を表敬訪問し、結果を報告。地方大会でグランプリに選ばれた人が出場できる日本大会(2021年3月開催)に岡田さんは出場する。「軽井沢のエレガントさを伝えたい」と岡田さん。
RATTA RATTARRデザイン グリコパッケージ、反響多数

障がいのあるクリエイターが創作活動を行うRATTA RATTARR(発地)がデザインした、グリコのパッケージが反響を呼んでいる。東京で開いたパッケージデザイン展「透明なパッケージ」では、江崎グリコ株式会社のポッキーやプリッツなど19商品をデザイン。クリエイターが商品を味わい、イメージしたデザイン画をパッケージの形で展示した。クリエイターを支援するアトリエリスタの塚元さんは「22人のクリエイターが描いたのは200枚以上。彼らには初挑戦のデザイン方法で、理解度とテクニックも上がりました。企業にもデザイナーの選択肢を広げてもらえる機会になればと思います」と話す。
グリコのファンサイトでは「ぜひ商品化を」という声も多く上がっているという。
グリコのファンサイトでは「ぜひ商品化を」という声も多く上がっているという。
軽井沢ウインターフェスティバル、 YouTubeを使った取り組みも

冬の祭典「軽井沢ウインターフェスティバル」が11月28日から今年も開催される。テーマは「心で手をつなごう、軽井沢の冬」。2021年2月24日まで、軽井沢駅前など町内各所でイルミネーションが点灯(16:30〜21:30)。コロナ禍でも、音楽を通じて軽井沢の魅力を発信しようと、ヴァイオリニストの増田太郎さんら軽井沢にゆかりのある音楽家が町内の教会で演奏し、You Tubeで順次配信する取り組みもある。初日には軽井沢駅北口でイルミネーションの点灯式(17:30〜)が行われ、花火も打ち上がる。
秋の味覚など販売するマルシェ

星野エリアは11月15、22日、「おいしい信州応援マルシェ」を、星野温泉トンボの湯前の広場で開く。JA佐久浅間、長野パルセイロなど県内7店舗が出店し、果物や野菜、加工品や、ワインなどを販売。キッチンカーでのフード提供もある。Go To トラベル事業の地域共通クーポンも使用可。10〜15時。TEL0267-45-5853
軽井沢プリンスホテルスキー場、 県内トップで営業開始
軽井沢プリンスホテルスキー場が11月3日、長野県内でトップを切って今シーズンの営業を始めた。初日は10時の時点で730人が来場し、滑りを楽しんだ。前年は同時刻で約640人だった。この日オープンしたのは「くりの木コース」「プリンスゲレンデコース」の2コース。造雪機でコース造りを進め、年内には全10コースで滑走可能になる予定だ。新型コロナウイルス対策にも力を入れ、マスクやネックウォーマーなどで口、鼻を覆うことを利用者にお願いしている。室内レストランの座席数を70%程度まで減らし、テーブルの間隔を空けた。支配人の大塚裕司さんは「コロナウイルスの心配もあると思うが、安心して滑れるように社会の流れに合わせて対策をしていく」と話した。
軽高2年生、軽井沢と沖縄を紐づけて比較
軽井沢高校2年生はそれぞれがテーマを決め、軽井沢と沖縄を比較する授業を4月から行っている。新型コロナの影響で沖縄への修学旅行が中止になったため、旅行予定日だった10月21日に町内でフィールドワークを実施。田中陽菜さんは高齢者の多い軽井沢と、若者が多く訪れる沖縄の旅行者の年齢層の違いに着目。旧軽井沢銀座通りへ出向き、聞き取り調査を実施して、20〜70代の計24人から回答を得た。旧軽井沢銀座通りの印象について田中さんは「コロナ前の活気はなかった。年配の方が多いと思って調査したが、若い人が多かった」。2月に全校生徒の前で同授業の結果を発表する予定だ。
SC軽井沢クのランニングサークル、ゴミ拾い
スポーツコミュニティー軽井沢クラブの、風越ランニングサークルは10月20日、普段走っているコースでゴミ拾いを行った。15人がスカップ軽井沢前から3コース(女街道、国道18号バイパス方面、軽井沢発地市庭方面)に分かれて出発。1時間ほどかけて、特大のごみ袋に満杯の可燃ごみと、袋半分のペットボトルや缶、瓶を集めた。田中良夫さんは「皆さんと一緒にできて楽しく拾えた。気持ちがいい」。同サークルは2016年にスタート。歩いたり走ったりするのが好きなメンバーが集まり、毎週火、土曜に活動。当初から、年一回のゴミ拾い活動を続けている。


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