内湯に浮かべたりんごを堆肥に 再資源化で農家に還元

2011_topics_taihi.JPG りんごを加えた容器の中をスコップでかき混ぜる、服部さん(左)と田畑さん(右)。
 星野リゾートが運営する星野温泉トンボの湯は10月26日、りんご湯で使用したりんごを堆肥にする取り組みを始めた。昨年までは、近隣の牧場に使用済みりんごを提供し、堆肥として活用してもらっていたが、自社で取り組むのは初めて。

 軽井沢星野エリアの敷地に設置した、縦1m×横2m×高さ50㌢の屋根付き容器に、細かく刻んだ使用済みりんご(約200個分)をはじめ、枯れ葉や培養土、水を入れ混ぜあわせた。野生動物が近づかぬよう、電気柵も張った。

 30日、トンボの湯スタッフの服部壮さんと田畑奈津子さんが、容器の中をスコップで掘り返し、水蒸気が出て発酵が進んでいるのを確認。月2回のペースで、水分を足して混ぜる作業を行い、来年4月の完成を目指す。堆肥はりんごの提供を受けた野元果樹園(小諸市)や、温泉利用者らへ配布する考えだ。

 服部さんは「今回は収穫から関わったので、りんご一つの重みを感じられた。堆肥をしっかり完成させて、資源の循環に貢献したい」と話した。

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