P・ジャクレーの作品展 養女が軽井沢の思い出語る

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 追分宿郷土館は日本を中心に活動していたフランス人画家ポール・ジャクレーの作品展を11月11日まで開催している。ジャクレーが軽井沢で制作した約80点の版画の中から21点の作品、スケッチなどを展示中だ。養女の稲垣・ジャクレー・テレズさんが9月29日に講演を行った。ジャクレーが来軽した1944年以降の生活や作品制作について、当時の写真などを紹介しながら思い出を振り返った。稲垣さんは「軽井沢で初めての作品展。亡きポール・ジャクレーが一番喜んでいることと確信している」と挨拶。ポール・ジャクレーは1896年にフランスで生まれ、3歳で来日。太平洋戦争の中、軽井沢に疎開し、1960年に亡くなるまで滞在した。

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