


軽井沢中学の福祉体験学習
「教えて!昔の軽井沢」お年寄りに聞き取り
軽井沢中学3年生(生徒数146人)が10月12日、グループに分かれて町内の施設などに出向き、お年寄りや障害者らと交流しながら地域社会について学ぶ「福祉体験学習」に臨んだ。
このうち20人は、町内のお年寄りから昔の軽井沢の様子を聞く活動をする「軽井沢・きき取り物語実行委員会」のメンバーとともに、聞き取り活動を体験。新軽井沢の小林四郎さん(94)、塩沢の土屋三四郎さん(92)、土屋孝さん(84)が、幼い頃の生活ぶりや楽しんだ遊びについて話し、生徒らは質問を投げかけた。
小林さんは、軽井沢の南方にあった「馬越」という集落の出身。幼い頃の記憶を頼りに、昭和初期の軽井沢の情景などを描いた墨絵を見せながら解説。田植えの合間に、大人数でご飯を食べている絵について、「機械がまだない時代。家族だけでは人出が足りず、親戚や近所の人も集まって助け合あう『結い』と呼ばれる繋がりがあった」と説明した。
生徒が「昔と今の軽井沢、どちらが住みやすいか」尋ねると、孝さんは「難しい質問。生活は今の方が断然いいが、精神的には昔の方が良かったと思う」。3年の佐藤友姫さんは「昔は今よりも近所の人と協力して生きていたことがわかった」と話していた。
このうち20人は、町内のお年寄りから昔の軽井沢の様子を聞く活動をする「軽井沢・きき取り物語実行委員会」のメンバーとともに、聞き取り活動を体験。新軽井沢の小林四郎さん(94)、塩沢の土屋三四郎さん(92)、土屋孝さん(84)が、幼い頃の生活ぶりや楽しんだ遊びについて話し、生徒らは質問を投げかけた。
小林さんは、軽井沢の南方にあった「馬越」という集落の出身。幼い頃の記憶を頼りに、昭和初期の軽井沢の情景などを描いた墨絵を見せながら解説。田植えの合間に、大人数でご飯を食べている絵について、「機械がまだない時代。家族だけでは人出が足りず、親戚や近所の人も集まって助け合あう『結い』と呼ばれる繋がりがあった」と説明した。
生徒が「昔と今の軽井沢、どちらが住みやすいか」尋ねると、孝さんは「難しい質問。生活は今の方が断然いいが、精神的には昔の方が良かったと思う」。3年の佐藤友姫さんは「昔は今よりも近所の人と協力して生きていたことがわかった」と話していた。


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