プレミアムフライデー、軽井沢の場合は?

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 月末の金曜日は仕事を午後3時で切り上げ、消費を増やしてもらおうと、経済産業省と経団連が推進する「プレミアムフライデー」が2月から始まった。軽井沢でも、観光客に向けた企画を取り入れる企業が登場。どのような反響があったのかを取材した。
 軽井沢プリンスショッピングプラザでは、2月24日(金)~26日(日)の3日間、物販販売店でのセールや飲食店の特別メニューの提供、割引などを実施。24日の当日にはタイムセールやホットココアの振舞いを行った。同施設を運営する西武プロパティーズ広報の調べによると、当日の売り上げは前週比約8%増、24~26日の3日間で前週比約10%増と報告されている。
 また旧軽井沢ホテルは、金曜夜にラウンジバーのオードブル、土曜日の特別ディナーを加え「プラス0.5日」をゆったり優雅に過ごしてもらう「プレミアムフライデー宿泊プラン~旧軽ウィークエンド~」を企画した。初日となる、24日の利用はなかったものの「3月以降は問い合わせを頂いている。今後に期待したい」と担当者は話している。
 軽井沢町役場はじめ、八十二銀行など町内の企業ではまだまだ取り入れている様子はなく、働く人々に浸透するには時間がかかりそうだ。

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