軽井沢幼稚園100周年

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 旧軽井沢の私立軽井沢幼稚園は3月20日、「創立100周年記念式典」を万平ホテルで開いた。卒園生や在園児童ら約100人が参加し、園存続100年を祝った。
 高石久美子園長はあいさつで「式典の準備を進める中で、軽井沢幼稚園が地域の人に愛され、支えられてここまで来たことを十分に感じた。今後も小さな幼稚園に温かなご支援を」と呼びかけた。この春卒園した園児を含む11人による歌の発表、卒園生で桐朋女子高校(男女共学)2年の山北響斗さんによるピアノ演奏もあった。
 軽井沢幼稚園は1916年、宣教師のダニエル・ノルマンとキャサリン夫妻が夏期保育として始め、1935年に幼稚園の認可を受けた。この3月までに1804人の卒園生を送り出した。
 式典に出席した中山恭成さんは、初代園長のダニエル・ノルマンが最後に送り出した1940年の卒園生。自宅のある新軽井沢から草軽電鉄で通ったといい「電車が大変好きだったので嬉しかった。幼稚園では毎日、楽しく遊ばせてもらった」と話した。

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