NY州立大で建築学ぶ学生、 軽井沢訪問の感想語る

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 ニューヨーク州立大学バッファロー校建築設計学部の学生11人が、軽井沢を訪れた感想などを述べ合う座談会が7月22日、中軽井沢の宿泊・飲食施設「くつかけステイ」であった。くつかけステイの総合デザインを手がけた建築家が、同校の教授と繋がりがあり実現した。

 生徒らは、1カ月半ほどかけて日本各地の建築物などを見学する研修の一環で、軽井沢を訪問。熊野皇大神社やショー記念礼拝堂、千住博美術館、中山道69次資料館、信濃追分文化磁場油やなどを見学した。ある生徒は、駅から出たときの印象を「リゾート地と聞いていたが特別感はなかった。ただ、一歩入ると魅力的で、自転車で回ってみたい欲求にかられた」。他には、「建物は新しいものと古いものが融合して、バランスがよい」という意見もあった。

 全生徒が軽井沢に来て、初めて中山道の存在を知ったと言い、「起点となる日本橋や京都に、中山道をPRする何かがあれば、歩いてみたいと思う外国人が増えるのでは」と話す生徒もいた。

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