住民の仕事や暮らしぶり、50人以上に聞き取り 新軽井沢の歴史、一冊に

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区誌を手にする山岸さん。650冊印刷し、区の450戸に無償で配布。アマゾンでも販売している。1870円。
 新軽井沢の住民有志でつくる新軽井沢区誌編纂委員会が3月、区の歴史をまとめた区誌「新軽井沢の歩み」を完成させた。「区の歴史をまとめたものがこれまでなく、このままでは次の世代に伝えられない」と、前区長の山岸征男さんが2年前、区民総会で区誌作りを提案。委員会を組織し、制作を進めていた。

 新軽井沢の住民50人以上に聞き取りを行い、各家庭などに残されている写真や資料などを集めた。「学術書的なものではなく、土地の人がどんな仕事をして、どんな暮らしぶりをしてきたのか、まとめたかった」と山岸さん。

 それまで湿原だった土地に、坂本宿から明治17年に碓氷新道が通り、同26年に鉄道が開通。駅前に旅館や運送屋が建ち、発展していく様子も記した。「子どもや若いお父さん、お母さんに写真などを見てもらいながら、語り継ぐこともしていきたい」と話している。

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