脱プラスチックに一役 ライ麦ストロー作り着々と

 やさしい口触りで、洗って繰り返し使え、最後には土に還る。ライ麦を使ったストローの制作が、御代田町で最盛期を迎えている。同町のクラフト作家上原かなえさんの呼びかけで、昨年プロジェクトが立ち上がり制作を開始。脱プラスチックの動きが広がる中、昨年作った分の5600本は完売した。

 今年は収穫量が多かったこともあり、昨年の1.5〜2倍の制作を見込んでいる。節をはさみで切り、長さをそろえる作業を担うのは、デイサービスや宅老所のお年寄りや障害者就労支援施設の利用者。8月下旬、「やまゆり共同作業所」では7人の利用者が黙々と作業に没頭していた。その後、洗浄、煮沸したのちパッケージングされる。上原さんはライ麦ストローを使うことで「日常的に使っているものの素材について、見つめ直すきっかけにしてほしい」と話している。

 ストローは30本入り1100円、6本入り350円。軽井沢ではセゾン現代美術館のミュージアムショップ、緑友食堂などで販売。ネットからも購入できる。

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(写真:長さをそろえる作業を行うやまゆり共同作業所の利用者。

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