町が気象庁長官表彰 多年の業務連携などが評価

2407_topics_hyousyou.JPG

 気象庁の火山防災業務に多年にわたり協力したとして、軽井沢町が気象庁長官表彰を受けた。6月12日、長野地方気象台の池田秋央台長から土屋町長へ伝達。1923年に浅間火山追分観測所(のちの軽井沢測候所)が設置されてから続く業務連携、防災教育などの功績が評価された。町長は「雄大な姿が多くの人を魅了する一方で、いざ噴火したら多くの被害をもたらす」とし、引き続き連携した火山災害の防止、軽減への協力を求めた。

 軽井沢測候所の廃止を機に、浅間山の火山業務は2008年4月、佐久広域連合軽井沢消防署内に開設した浅間山火山防災連絡事務所に移行。気象庁職員2人が駐在し浅間山の監視、現地観測などにあたっている。

関連記事