北軽井沢小学校の廃校舎を利活用 バイリンガルの小学校・プリスクール26年春開校へ

 昨年3月に閉校した長野原町立北軽井沢小学校の校舎に、株式会社立の学校「LCAきたかる森のインター初等部・プリスクール」が2026年4月に開校を予定している。

250423_05.jpg

(旧北軽井沢小学校の校舎を利用した、LCAきたかるの森インター初等部のイメージ。)

 学校を設立・運営するのは、神奈川県相模原市でLCA国際小学校・プリスクールを営むエデューレエルシーエー。長野原町が空き校舎の活用事業者の公募型プロポーザルを行い、昨年8月に同社が選ばれた。

 小学校と3〜5歳の未就学児向けプリスクールに、全国から生徒を募集し計140人程度を受け入れる計画。1クラス15人ほどの極少人数教育で、クラス担任は外国人教師が務め、授業の多くを英語で行う。

 日本の教育カリキュラムに基づく「一条校」だが、独自のカリキュラムも導入。長野原町全体をフィールドに探検学習する「ふるさと科」や、それぞれの個性に応じた時間の使い方ができる「生き方科」といった科目を設ける。

 初年度はプリスクールの4・5歳児、小学校1・2年生の受け入れを予定し、25年6月から一期生の募集を行う。

関連記事